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Title:
Genre: なし
Released: 4-7-2008
でもこのCDって買い方によっちゃあすばらしく格好いいんじゃないか。そりゃあ鼻息荒く人生の一大決心みたいにギュギュッっと札束(と小銭) 握り締めて血走った目で店員に詰め寄るようにレジに向かうのはそりゃおまいさん本物だよだし「うわー何これ気持ちわる―い!でもなんかギャグとして使えそ うだからかっちゃーう」みたいに極めて流行に流されるかのようにダサく買うのもありきたりでつまんない。
まず服装からである。ここは一発エンポリオ・アルマーニのジャケットに白いスタンダードなシャツをセットしディーゼルのデニムでちょっと外し てアルフレッド・バニスターのブラックでシックなラインをセレクトし足元はきっちり落ち着かせてみる。ここで大事なのはバッグを持ってはいけないというこ と。スマートなラインがそれだけで損なわれるのだ。そして歩き方は少し前傾姿勢(8度くらい)で少々大また&早歩きにし左手の親指だけをポケットに入れ右 手には携帯電話を持つ。そして店に入ったらまるでそれがわかっていたかのように真っ先にチューCDを手に取りその後レジへ向かう。このとき大事なのは決し て力を入れないこと。あくまでけだるさを演出してあたかも煙草でも買いに来たようなスタンスで店員に応じる。ここで更に男を上げたければクレジットカード を使うこともオススメする。聞かれる前に「一回で」と言うことで高級品を買ったかのようなイメージを相手に与えることができるのだ。
かっこよさと買うもののアンバランスさはその店員との吊橋効果のような効果を起こしもしかしたらそこから恋が始まるかもしれない。これだけ悪 趣味で実用性の無くてジャケットが恥ずかしいものはそれを極めて引き立たせることができるのだ。神々しさを煌々と背中に残しながら店を後にしたあとの達成 感は恐らく何ものにも変えがたいと私は信じている。ヴィレッジヴァンガード成田店の店員はきっと私のことをハート型の目で見つめているはずだ。そうでなけ ればあんなもの買わない。買いたくなんてなかったよ母ちゃん。
こんなのも書いたなぁとアップ。
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