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年に一度の更新のはずだったのですが、月に一回備忘録として書いていこうと思います。
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やってまいりました!地味に続けてます。今年は毎月まとめてたので比較的楽でした。

今年ベストライブはフジのFlaming Lips、よかったのはハトヤの片想い、西荻での進行方向、アラバキCaravan、VIVA LA ROCKサカナクション、ライジング片想いでした。

●音源
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・Earphone & Headphone in my Head - PLAY0/蓮沼執太フィル

いつの間にか天才になってた蓮沼執太さんが中心の15人のポップオーケストラ。描きおろしの曲とか、もともとShuta Hasunuma名義で出していた曲をオーケストラバージョンにした音源とか入ってる「時が奏でる」は2014年1月の最高アルバムといっても過言ではないでしょう。
もちろん一曲目のONEMANが超絶素晴らしいのはわかってるのですが、ポップミュージックという楽しさを見るとこの二曲目がすごい。繰り返されるメロディから展開する「サビ」とも言える部分が、こう、「この音達を待ってた!やったー!」って叫ぶみたいな、音楽の陽の部分だけを繰り抜いたみたいなそんな素敵さ。生きる活力。ラブノミクス。

・Orphans/cero

今年もこの季節にやってきたceroからの贈り物。ライブで聞いた時は大した感動もなかったんだけど、CDで聞いてみるとこんなに沁み入るわけで。歌詞もサブカル臭しかしなくて最高です。「姉がいたならあんな感じかもしれない/別の世界で」のあとのソロでもうごちそうさま!2014年色々あったけどやっぱ結構よかったのかもしれん!って思えた。いいなー映像化してほしい。橋本愛に出てほしい。

・スキルアップ/トリプルファイヤー

「高田馬場のJoy Division」、「だらしない54-71」って呼び始めた人たちほんとにすごいと思います。ようやく出たトリプルファイヤーのセカンドアルバム。前々からライブで披露され続け、我々に唖然と狂騒と興奮と混乱を与え続けた曲達がやっと聞ける!
表題曲のスキルアップは初披露時からだいぶ歌詞も変わり(というかライブで毎回同じ歌詞を歌ってない気がする。進行方向みたいですね)、スッキリとはしてないけれどもとてもきれいな形で謎の想像をさせる曲になってお届けされている気がします。ベースとギターの気持ち悪いメロディの絡みつき合いと、曲としての体を保つ、台とか柱のようなドラムに吉田が空虚をかましまくる感じ、ほんと好きです。見世物小屋みたい。MVよりもやっぱりライブ映像を見ていただきたい。
ゆら帝と近いとかいう意見には猛烈に異議を唱えたいですが、好きな人は好き、っていう観点では同じなのかと思います。万人にはお勧めしない。

・3月のプリズム/bonobos

bonobosが3月11日におくった歌。どことなく壮大な展開が今の中央線ポップミュージックっぽさを醸し出しつつも、やっぱり蔡君の歌が描く世界観でbonobosなんだなぁ。幸せを振りまきながらも現実を受け止める歌詞とのマッチングも素晴らしく、あまり音楽の歌詞に意味を求めなかった最近の綿貫でも感動いたしました。
この曲が入っているHYPER FOLKというアルバムは既に、今年発売されたなかでも上位になるんだろうと思う粒ぞろいのアルバム。特にグッドモーニング・マイ・ユニコーンとlyrical groundを聴いてしまえば、アルバムをいつの間にか購入してしまうこと間違いなし。前回bonobosのライブ行ってつまんなかったんだけど、今のライブはどうなってるのか観てみたい!

・All Things Must Pass/ルルルルズ

気だるげポップ!美しいメロディと音使い。こういうSpangle Call Lilli Lineとかに繋がりそうな女性ポップめっちゃ好きやねん。

・ディスコの神様 feat.藤井隆/tofubeats

アンセム!これはもう一杯やるしかない!

・Safari/SWIM SWEET UNDER SHALLOW

4つ打ちで爆発力のある純国産なシューゲ。2:25あたりからのコーラス部分とやけっぱちみたいな音の増え方がとても気持ちいい。でもなんかどっかで聴いたことあるなと思ったらゆやゆよんの奇跡とほとんど同じコード進行だった。

・流星ガール/メグとパトロン

さよポニのソロ企画…といえどほんとにさよポニが存在するのか不明なところもある。コンテモード的Future Popや初期Perfumeの血を濃く感じる踊れる電子音ピコピコポップで、メロディもかなり秀逸だと思います。残念なのは、歌が下手なのかしらないけどボーカルの切り貼りが雑っぽくてたまに違和感を感じてしまいますね。シングルには80kidzのリミックスも入ってるようです。

・天国/H MOUNTAINS
トリプルギターの変態バンド。全く魅力的じゃないルックスと雑なボーカルとコーラス以外は完璧な曲だと思います。まぁ元曲がかっこいいということでもありますが、個人的にはこっちの方が好きです。裏打ちのベースとか、スーパーハイセンスなギターリフとか2:18からの倍テンとか、かなりあがる一曲だと思います。歌詞は知らない。

・スーパーカルト誕生/坂本慎太郎
頼むよ慎ちゃん!ライブやってくれ!!

・明晰夢マドンナ/xxx of WONDER
もはや逆にこれだけのメンツ(岸田メル以外)を集めて名曲できなかったら責任問題だと思います。とても素晴らしい商業音楽!浅めのサブカル好きな人に向けて、ここらへん集めておけばきっとヲタ共が興奮して買ってくれるだろうというプランナーの考えが透けて見えますが、いい曲だと思います。あと南波志帆が変わらずあざとい。MEGと似てるよね。年取ったらこの子どうすんだろ。

・thailand/王舟

誰しもが最高に待ちに待ってたアルバムWangは信じられないほどの名作でした。聴かない曲がない!まぁそれでもthailandは別格の大名曲。2014年を代表する名盤となる、日本インディー界に燦然と輝くひとつのマイルストーンになったのではないでしょうか。こういう音楽がもてはやされる時代は素敵です。MVはきもい。

・恋する団地/ayU tokiO
日本一の優男ことayU tokiO。(当社比)
My Roomのときは良い意味で渋谷系を引き継いでて、よくある、すぐ引き出しがなくなって出てはいなくなる系男性ソロかと思ってたら、なかなかどうしてちょっと複雑な展開だけど耳なじみが最高に良いライブ映えもしそうなモテソング出してきて、ライブ観たくなってしまった!大変失礼しました!前Youtubeで見たライブ映像は楽器弾いてなくて残念な感じだったけどどうなんだろう。

・S.S.W (スーパーサマーウィークエンダー)/ザ・なつやすみバンド

こんなスーパー名曲が無料ダウンロードできるなんていい時代になりましたね…。
爽やか爆発郷愁誘いまくり4つ打ちインディーポップミュージック。一音目からしていい!
8月1週目は狂ったように聞いてましたが、ほんと夏休み終わり際に聞いて死にそうになりました。
一番好きな部分は途中の金曜日ー土曜日ーのところです。はー毎日が夏休みだったらいいのになー。

・Liberty & Gravity/くるり

くるりはやっぱりいいバンドだなー。いつの間にか5人になったり、3人になったりと忙しい様子ですが、コンスタントに新しいアルバムで面白いことやってくるあたりさすが岸田先生です。誰かがいってましたがビートルズがYellow Submarineでやったことと同じようなことが起きてるっていうのには、よくわかりませんがそんな感じなんだろうなーと謎の納得感を得ました。サビとかAメロどうこうというより、25秒からの主題メロディが好きすぎてここだけ繰り返しでも聞いていられる。あとファンファンが可愛く見えるのはきっと気のせい。

・凍原の裏/YankaNoi

実はmesomeso名義のときから音源持っているんですが、ヤンカはその頃よりちゃんと「いい曲」として聞けるのでもっと好きです。2月にプラネタリウムライブも行っているのですが、その頃から一番好きだった凍原の裏。ゆったりとしたぼくが考えたさいきょうの森ガールソング。かすれすぎなほどかすれすぎているボーカル。しかしこれでもライブよりは聞きやすくなっていると思います。最初ライブ観たとき、気胸かなんかかと思った。クラップ音だけになるところがライブでも綿貫思わずニッコリゾーンです。キャンプの夜に聞きたい曲がまた一つ増えました。

・relive/toconoma

2014年10月を彩る最高曲はこれでしょう!副業Special Othersことtoconoma。2ndアルバムが出ました。toconomaってキーボードがピアノの音出してる曲はあまり好きじゃないのですが、シンセばりばりでいかすぜベイベファンクかつたまに見え隠れするスパニッシュ色のギターがばりばりかっこいいこの曲は今年の日本インスト界でも快作になると思います。来年あたりは更にむちゃくちゃ売れ出しそうですね。

・Fever/Nohtenkigengo

もーーーこれはサブカルファン全員待ってたアルバムでしょう。死ぬほど溢れかえる濃密なサブカル臭。ノーテンキゲンゴ君がポスト宅録渋谷系というのはもはや聞けばわかりますし、あの、あれですよMVの作りとか、出てくる女の子の感じとか、服装とか、全部この仕組まれたみたいな世界。kitiが出してくるのもよくわかりますね。聞いてるとどことなく死にたくなりますよね!そしてYoutubeの関連動画で見てもらえるとわかるのですが、この人の個人製作CDのジャケットのイラストとか見ても、やっぱり狙われてるんですよね。我々みたいな魂が。Typhoonとか安易に聞くとやられそうになります。

・Cumparsita/Gellers

もはやゲラーズって伝説のバンドでなくなって、非常に身近なバンドになりましたね。しかしながらこうやって最高な作品を出してくれると、あーこういうやりたいことやって幸せそうに生きてる大人になりたいなって思いますし、フジロックの苗場食堂に出て泥酔しながらキーボードに乗っかって落ちながら罵声発してた川副さんとかほんと最高ですよね。あのときの9 Teeth Picabia忘れられません。
っていうかトクマルシューゴが浮きすぎて、普通こうやってバンドの一人が売れすぎると分解しそうなもんだけど、それがまたこのバンドの意味わかんない趣味性というか、不安定さにつながりつつ、それが絶妙ながら組立ってるのがほんといい。なんなんだよこのMV。

・てしまうた/たゆたう

時を選ばずリラックスできる素晴らしいアルバム!リラックスできるだけでなく、てしまうたとか白い湖みたいなダンサブルな一面もあったり、どこかヨーロッパの田舎の村祭りに来たような感覚になったりもする。チーナとか好きな人、YoleYoleとか好きな人も好きだと思いました。気持ちよい。

・恋は飴玉/魚座

ようやく手に入れられる音源を出した北九州の人たち。スーパー美メロポップ。サニーデイにとっての青春狂走曲、スピッツにとっての涙がキラリ☆。おおよそギターポップというものが好きな人にはたまらないのではなかろうか。あまりに活動範囲が狭すぎるのと、ルックスが地味なので、今後もメジャーになることはないのでしょう…

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来年もよい音楽を!!


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